株式会社ORB(オーブ)は1977年の創業より、金属探知機や家電製品、電子制御機器と言った産業用機械の設計・開発、製造を行ってきました。
オーディオブランドORBは、社内オーディオサークル活動から生み出された、自分たちが本当に欲しいオーディオ機器を製品化するという形で、
私たちのオーディオに対する情熱から自然発生的に誕生しました。
産業機器のフィールドで培った高い品質と、音楽、オーディオへの熱い情熱、その融合が私たちORBの製品です。


本当のMade in JAPAN

ORBの製品は全て国内の自社工場で組立・製造されています。
人間の目や耳による検査と様々な計測デバイスによる検査の双方を全ての製品に徹底して行っています。
厳しい品質に対する要望のある産業機器のフィールドで得た高い品質と、製品としての官能的な美しさ、優れた音質。
それらの高いレベルで融合を目指し、日々研鑽、進歩を続けます。

音楽に寄り添う総合音響機器メーカー

オーディオアクセサリーからスタートしたORBの活動は、今や多岐に渡ります。

ケーブルや電源タップなどお馴染みのアクセサリーはもちろん、レコード反り伸ばし機のディスクフラッターや携帯型静電気除去機デスタットハンディといったユニークな製品や、JADE Soleil、JADE Quartet、JADE NextなどのアンプやDACなどのJADEシリーズ、さらには多くの著名アーティストユーザーを誇る楽器・PA向け「ORB プロ用モデル」など、総合音響機器メーカーと言える製品ラインナップを取り揃えています。
それだけにとどまらず「anry」「Unlimited tone」や「蒼莉奈」と言った質の高いアーティストの作品をリリースする「ORB Music」、ビルボードライブ大阪を中心に定期開催する自社運営ライブ「ORB Premium Music Festival」など、メーカーの枠を超えた活動を展開しています。

音楽に寄り添い、音楽と共に歩み、音楽の喜びをより多くの人と分かち合うORBの旅は、音楽を愛する皆さまと共にこれからも続きます。

ORBマイスタークラフトマン、高本のコメント

物作りにおいては、素材の良さを最大限に引き出す、ということを常に意識し、基本姿勢としています。

ケーブルでは、芯線の1本1本を大切に接続するようにしています。
1本でも切れてしまえば、その分の表面積が減ってしまい、音質面で不利な部分が生じる可能性がありますので、1本も無駄にしないように作っています。

また、終端処理では、圧着端子であるものに対しても、接地面積を広めるために1.2Nmからの増し締めを行い、接地部を点ではなく面にしています。それにより抜け防止の効果もありますので、音質と共に重要な信頼性向上も図っています。

半田付けについては、音質のために使用している銀半田は溶解温度が低いため、半田付けの際にどうしても酸化しやすいので、2回半田付けを行い、酸化を防止しスムーズに通電できる接合部作成を目指しています。

また、モノラルケーブルでは、端子のボディ部とカプラーの組み合わせ部や通電性の接点を除く接合部に全てネジロックを行い、強度をアップし、さらなる信頼性の向上と、制振による音質向上を図り、本来持つ素材の良さを活かせるよう出来る工夫を全て行うようにしています。

素材の良さを最大限に引き出し、音楽が本来持っているものを余すことなく伝えられる製品作りを目指し、常に最善を尽くしています。